中古+リノベ キッチン選びのポイント part5

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関東地方では、大雨による甚大な被害が出ているようです。
被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

さて『キッチン選びのポイント』も5回目となり、佳境を迎えております。
今回は、キッチンの扉についてのお話を。

キッチン扉に使われている素材は、カタログを見ただけではわかりにくいものです。
現在、多くのキッチンメーカーで扱っている素材は、主に以下の通りです。

■木:
基材に集成材や合板・MDF板などを用い、表面に化粧をしたものが多いようです。
化粧材は、天然木を薄くそいだ「突板」に塗装をしたタイプや、1枚の無垢材からつくられているものもがあります。
1.天然木無垢材
天然木をそのまま使用したもので、一般的には木の割れや、ねじれなどの狂いを防ぐために、
表面を樹脂塗料でコーティングして使用しています。
天然木の自然な風合いと質感、高級感が得られますが、木のねじれや狂いが起きやすく、
切断面によって色や表情が異なります。
無垢
2.天然木突き板
天然の板を薄くスライスしたもので、そのままでは摩擦に弱いため、樹脂塗装を施してあります。
扉の場合、芯材には「パーティクルボード」や「MDF」を使用し、表面に突き板を貼り合わせて使用しています。
無垢材家具と同程度の風合い(高級感)が得られ、無垢材と比較して狂いが起きにくくなっています。
パーティクルボードもMDFも、普通の木材に比べて比較的安価で反りが少なく、寸法が安定しているのが特徴です。
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■ステンレス:
鉄にクロムを添加して錆びにくくした「ステンレス」を表面に用いたタイプで、塗装で仕上げたタイプもあります。
厚めのステンレス板を曲げて扉をつくるタイプや、基材に樹脂や木を用い、表面のみステンレスを用いたタイプもあります。
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■ホーロー:
金属の基材にガラス質の釉薬を塗り、高温で焼き付け融着させた「ホーロー」を表面材に用いたタイプです。
ホーロー
■メラミン系化粧板他
①UV塗装
UVとはウルトラバイオレッド・レイズの略で「紫外線」を意味します。
紫外線を照射することで硬化する塗料を使用し、工程の短縮を行なうのがUV塗装です。
手作業のピアノ塗装(塗装→自然乾燥→研磨の繰り返し)と同様であり、耐薬品性に優れ、表面硬度が高くて傷が付きにくく、
高級感のある高い鏡面性が得られます。
UV塗装
②化粧シート
オレフィンシート、または特殊強化紙に印刷したシートのことを言います。これを「パーティクルボード」や「MDF」に貼って扉に仕上げています。
低圧メラミンのように印刷紙自体を樹脂含浸しないため、表面仕上げの表現幅が広く、比較的安価で安定供給できます。
パーティクルボードもMDFも、普通の木材に比べて比較的安価で反りが少なく、寸法が安定しているのが特徴です。
一昔前のシートは、風合いが乏しかったり、汚れやキズに弱い面があったりしました。
しかし、最近では天然木やカラー塗装と見分けがつかないような風合いを持つものも多く、清掃性や表面強度も格段に向上しています。
ただ、まれに油汚れや濃い色の汚れを放置すると染み込んでしまい、汚れが落ちないことがあるので、
小まめにお掃除した方がよいでしょう。
③高圧メラミン
メラミン樹脂含浸紙とクラフト紙などで構成された化粧板を、高圧で加圧加熱したものです。
表面硬度が高く傷が付きにくく、耐薬品性に強く(シンナーで表面を拭いても大丈夫です。)、耐汚染に優れているので、
カウンタートップの表面材にも適しています。扉などにする場合は、この高圧メラミン化粧板を基材に貼り付けます。
④低圧メラミン
パーティクルボード基材にメラミン樹脂含浸紙を直接重ねて、加圧加熱します。
この際の圧力は高圧メラミンと比べて低圧であるのが名称の由来となっています。
表面性は高圧メラミンと変わりませんが、表面の鉛筆硬度は、基材がやわらかいため、高圧メラミンより若干劣ります。(硬度4H~5H)
⑤ダップ樹脂(DAP)
ジアリルフタレートの略で、メラミン樹脂と似た樹脂材料です。高圧メラミンのように含浸紙を使用し、多重構成するものと、
低圧メラミンのように基材にダイレクトにプレスするタイプがあります。性能はメラミンと同等です。
⑥ペット樹脂(PET)
ポリエチレンテレフタレートの略称で、PETボトルなどに使用される素材と同じものです。
真空環境では、曲面に貼ることも可能で、扉の場合はシートの厚みによって小Rの曲げ加工や、塗装のような深みと高い鏡面性が出ます。
という具合に、特徴も様々です。

次に、取手のデザインや使い勝手もチェックしてみましょう。
キャビネットの開閉・引出しに使う「取手」のデザインも、キッチンの雰囲気を左右します。
多くのキッチンメーカーでは、扉上部に付いた「ライン取手」と、扉前面に付いた「バー取手」が用意されています。
どちらにするかは、表面の凹凸を無くしてスッキリ見せたい、出っ張りの根元部分の細かい汚れが気になるという方は「ライン取手」を、
握力が弱いので取手の握りやすさを重視される方は「バー取手」を選択される傾向があります。
以前は、タオルをかけたいという理由で「バー取手」を選ぶ方も多かったのですが、
最近では、「ライン取手」や開き扉に取り付けて使う「タオル掛け」がオプションで用意されています。
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ベースキャビネットが「引出しタイプ」か「開き扉タイプ」かにもよりますが、取手の形状によって使い勝手はかなり変わります。
特に、リフォームでキャビネットを「開き扉タイプ」から「引出しタイプ」に変えたいと考えている方は、
ショールームで一度使ってみてから決めるとよいと思います。
取手による使い勝手の違いの他に、ショールームで必ずチェックしたいのが、小口(側面)や裏面の仕上げ方です。
例えば、表面・小口・裏側まで全て塗装されていたり、シートが巻き込まれていたりするものがあれば、
塗装やシートは表面のみで小口と裏面は樹脂板が張られているものもあります。
値段は、小口や裏面まで一体で処理されている方が高くなります。
しかし、樹脂板と基材との隙間に汚れが入り込んだり、塗装とプラスチックとの間から
塗膜がはがれたりすることがないため、値段は高くても美しさが長く保てるでしょう。
また、色や雰囲気が自分のイメージ通りかどうかは、扉の現物サンプルでチェックすることをおすすめします。
「塗装仕上げ」といっても、手塗りか機械塗りかによって“色の深み”は変わりますし、キッチンメーカーによって仕上がりも違います。
同様に、同じ種類の「シート」でも、色柄の違いや、鏡面・艶消しかによって、印象は全く違います。

ちなみに、下の写真はキッチンハウス福岡ショールームにある2,700万円のシステムキッチンの一部です。
CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v62), quality = 100
(Photo by Kitchenhouse)

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