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泊まれる本屋「Book and Bed Tokyo 福岡店」
泊まれる本屋「BOOK AND BED Tokyo 福岡店」行って来ました!
東京の池袋に本店があるホステルですが、いつも満室で店内に入ることする出来ませんでしたが、ついに福岡パルコ新館6階にOPENました。宿泊施設的な本屋というか、本屋的な宿泊施設というか、本屋とホステルが合体した店舗です。
個人的には最近の出張では、寝るだけ空間のビジネスホテルより、ゲストハウスやホステルを利用することが多くなって来ました。欧米ではスタンダードなこのての宿は、安いけどドミトリー(相部屋)だし日本人には受け入れられないという固定観念が蔓延していたのですが最近は変わって来ました。
海外の旅でバックパッカーやホステルと呼ばれる宿泊施設に滞在し、旅人たちとのコミュニケーションを楽しんだ20代の頃、なんでこんな楽しい施設が日本にないんだろうと思っていましたが、ついにって感じです。
日本中の駅前にあるコピペしたようなチェーン系ビジネスホテルの良さも勿論ありますが、全く別物としてこの手の宿泊施設はとらえた方がいいと思います。
一言で言うならばホステルは『単なる出張が「旅」になる』ということ!
酒が飲める上質な図書館的な雰囲気です。美味しい地ビールを頂きながら「MOMO」ミヒャエル・エンデ著、「AKIRA」大友克洋著、をオシャレに拝読しました。
個人的な感想としてはいい意味で「課長島耕作」的な仕事人間が大好きそうな作品を読みたく無くなる上質なひと時を過ごしたくなる場所です。←書いてて意味不明感が否めませんが、最近は島耕作にハマっている私です。
おじさんのお客は僕くらいで、女子率高めです。さすがパルコ!
建築や不動産を仕事としている業界的目線で見ると、そもそも深夜営業の無い商業施設の福岡パルコ内に宿泊エリアを配置したと言う所に大いに感動です。きっと用途変更や導線計画やセキュリティ確保や消防法などなど様々な問題をクリアした関係者の方々のご苦労と努力をひしひしと感じます。
店内の書籍は、福岡市中央区のケヤキ通りにある「キューブリック」さんがセレクトしているようで、朝まで寝ずに読みたくなるような粒揃いの本の構成でした。
キューブリックでは、立ち読みしかできませんが、ここでは気兼ねなく寝転んで読み放題ということにおいても、本好きにはかなり贅沢な時間を過ごせること間違いなしです。
アメニティもハイセンスなデザインで販売もしておりました。
共用部に置かれているオーブントースターは、勿論ちゃんと当然なことに、、、、、、
「バルミューダ・ザ・トースター」でありました!
この辺のさりげない気配りがデザイナーズホステルたる所以ですね。
モルタルの床、壁面に利用している構造用合板や木毛セメント板など、リノベーションの住宅などでもよく使用されるインダストリアル系の素材を多用されており、ローコストながらキレのある秀逸な空間デザインでした。
天神の真ん中で、仕事中にサクッと優雅な「旅」を楽しめました。
次回来る時は、泊まります!と言うか、朝までごろ寝して読書します!
福岡市中央区天神2丁目11-1福岡パルコ新館6階
※電話はありませんので、予約はネットからどうぞ。
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