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2013.07.16 /

被災地視察/仙台編

東日本大震災から二年弱の月日が経過しました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災地の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。
 
私が所属しているリノベーション住宅推進協議会九州部会のメンバーと、7/11.12.13と二泊三日で仙台のリノベーション視察ツアーに行って参りました。僕にとって実は初の仙台訪問でした。今回様々な会社訪問を行いましたが、最終日に行った被災地の視察のご報告をさせて頂きます。
 
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まずは石巻市門脇地区の視察。この地区は海に近く津波が押し寄せてから大規模な火災も発生し甚大な被害が出た場所です。2011年に長渕剛さんが紅白の中継を行ったエリアです。津波は家屋の2階以上の高さまで来たと言われてます。現在、道路はガレキが撤去されて通れるようになっていますが、まだまだ、空き地や空家が多かったです。
 
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石巻市門脇地区を見渡す日和山公園の階段を多くの被災者の方々が登ってこられたそうです。ここから多くのU-TUBEの映像がテレビから流れてたことを思い出しました。奥に見えるのが日和大橋。全高18m位ある日和大橋の高さまで津波が来たそうです。
 
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次の訪れたのは、石巻市大川小学校。津波が地震発生後およそ50分経った頃、三陸海岸・追波湾の湾奥にある新北上川河口から約5kmの距離にある当校を襲い、校庭に避難していた児童108名中おおよそ70名が他界した場所です。建物の姿は震災当時のままで津波の激しさを伺うことができます。周辺の宅地は流され、今でも空き地のままでした。慰霊碑には多くのお供え物がありました。
 
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旧南三陸町防災対策庁舎。
津波の犠牲になった町職員遠藤未希さんが、宮城県南三陸町の防災対策庁舎から防災無線で町民に避難を呼び掛け続け多くの住民を救った場所です。多くの方々のお供え物がありました。周辺は他のエリアと同様、空き地となったままです。
 
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名取市閖上地区。
宮城県の南部に位置し、太平洋に面したエリアです。北に接する仙台市との境に名取川が流れ、河口部に閖上港があります。ここには約2100世帯の家族が居たそうですが、今は全くの荒野となってます。港にはかろうじて仮設の市場がありましたが、規模は小さくなっているとのことでした。閖上湊神社が盛り土された丘に作られておりました。
 
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今回、被災地の視察を行い、テレビやメディアでは伝わらない多くの気付きと感情の高ぶりを覚えました。視察後三日経ちましたが、まだ気持ちの整理は付いておりません。建築に携わる人間として、日本人として、何をすべきかについて改めて考えることが多くあります。まだ終りの見えない国難に一人の人間として何をすべきかを自ら考え行動していこうという決意というか感情というか、そんな気持ちを抱きながら自分の仕事に取り組むことが、今自分にできる精一杯だと思いました。言葉では上手く表現できません、それに僕は政治家じゃないので建築業界の仕事しかできません、でも「もっとこの国を良くしたい!」という気持ちが改めて沸き起こりました。

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