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2024.10.07 /

【現場ブログ/福岡市中央区 O邸】







 



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〜RENOVATION STORY〜

1974築51年、約58㎡の3LDKタイプのマンションを物件紹介からサポート。福岡市中央区薬院エリアに立地する総戸数約80戸のヴィンテージ物件。駅近の好立地であり、仕事もプライベートも充実させるアーバンシングルライフを実現させるためにセレクトした。事務所利用も可能な物件であるため、将来の売却・賃貸化も想定している。

大人の一人暮らしにマッチした間取りとして、3LDK→1LDK+WICへと、ゆとりのある空間へと変更した。エントランスに隣接した土間スペースはシューズクローゼットを兼ねている。コンパクトな都市型住居として廊下的な空間はなくし、玄関からダイレクトにLDKへアクセス可能な空間構成としている。脱衣室・WIC・トイレへの導線をまとめることで、機能的な導線を確保している。寝室とLDKの間仕切り壁には大きな室内窓を配置し、一体感のある空間演出を行っている。


物件データ

所在地:福岡市中央区 種別:マンション 専有面積:57.6㎡ 建築年:1974年3月

before

福岡市中央区薬院エリア。 1974年築51年、約58㎡。福岡都心の駅近好立地に位置する3LDKのヴィンテージ中古マンション。表層部分の簡易リフォーム済み物件。コンパクトな広さながらもファミリー向けに細かく間取りが分断されていた。

2024年6月下旬 工事開始に向けて

本格的に工事が始まる前に、エントランスや廊下、エレベーターなどの共用部分が資材の搬入などで傷つかないようにしっかりと養生していきます。

解体が無事に完了しました

解体が完了し、間仕切り壁が全てなくなりスケルトン状態に。一日の解体作業終了後の清掃を行い、常に整頓された現場管理を心がけています。

2024年7月中旬 給排水管の取替工事と床貼り

50年前の配管は撤去しすべて新しいものに更新します。建設当時使用していた鉄管は、サビや劣化が水漏れの原因に。新しい配管は劣化しにくいものを採用(高耐食性)しています。
赤の配管は湯、青い配管は水。樹脂の配管は柔軟性があり地震の揺れにも強い素材です。給排水管の設置が終わると新たに床の下地になるボードを貼っていきます。

2024年8月 壁と天井に木枠を設置&断熱工事

同時進行で壁と天井に木枠を設置、間取りを確定していきます。木枠の横長の四角にあいたスペースには、大きな室内窓が入ります。コーナーの曲線(R)の部分の下地もできていますね。外気に触れる壁には断熱材をしっかりと充填します。

壁と天井の下地が貼られ、実際の間取りが見えてきました。リビングと寝室の壁に入る室内窓も設置、開放感がありますね。工事の進行にあわせて、担当の建築士が現場チェックを行います。ここから仕上げ工事に入っていきます。

キッチン取付と仕上げ工事

壁紙が貼られた室内。キッチンの取付工事も無事に終わりました。作業スペースが広く収納も多いキッチンにはボッシュ社製の食洗機も入ります。造作の洗面室にはタイル職人さんの手で深いネイビーブルーのタイルが貼り付けられました。機能性を重視した大容量のウォークインクローゼットには、空間を有効に使うために上下二段のハンガーパイプ、棚板の高さを自由に調整できる可動式の収納が設置。どのシーンを切り取っても妥協のないクールな世界観でまとめたれた室内です。

2024/10/6(日)完成見学会無事に終了しました

「都心暮らしを楽しむシングルのためのリノベーション」
7組のお客様にご来場いただき、大盛況でした。
物件を探すときに築年数が気になったり、広さがもう少しあったら…など躊躇することが多い中、「プロの確かな目で物件を探せば、都心に住みながら自分らしく、こんなにかっこいい暮らしが実現できるんですね!」とのご感想いただき、リノベーションの可能性を大いに感じていただけた見学会でした。
気になるお金の話、資産として考えるリノベーションについて、などなど、都心のリノベに関する様々な質問にお答えし、ご参加者同士でも和気あいあいとお話されるなど、とてもいい雰囲気で開催することができました。

快く見学会開催を承諾してくださったオーナー様、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!

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