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大阪リノベーション紀行 前編
ひょんなことから、福岡で大変ご活躍の敏腕アートディレクターの梶原氏と、週末に大阪に行ってきましたねん。
デザインマニア男達のふらふら二人旅、もちろん色気ゼロです。
本厄を迎えた40歳になって実感するのが「デザインがもっと上手になりたい!」ってことです。そのためには、引き出しをもっとたくさん増やすこと。いいデザインを実際に見て触って匂って感じることです。今回の出張では、イロイロ感じてきました。
旅はトラブルがつき物ですが、行きの新幹線でいきなり携帯電話を置きわすれて、、、、、電話だけ東京まで行ってしまいました。結局携帯電話の無い状態での一泊二日の出張でした。社会人としてはイロイロ困った状態でした。身近な皆様には、ほんとご迷惑おかけしました。
まず、訪れたのがサントリーミュージアムで開催されていた「ディーターラムス展」。日本ではあまり知られていないドイツの家電メーカー「ブラウン」を1955年以降40年以上にわたり、プロダクトのデザインを行なってきた巨匠です。僕らはブラウンというと髭剃りぐらいしか知りませんが、オーディオ・キッチン家電等、様々なアイテムを製造しているメーカーです。とっても禁欲的な上質なデザインが、深澤直人やアマダナなどに大きく影響を与えていることが、改めて認識できました。僕らが新しいものと感じているものも、実は既に偉大なる先人たちの様々な試行錯誤の延長線上に位置づけられるです。デザインに対してとっても謙虚な気持ちになりました。
次に訪れたのが、家具屋さん「トラック」です。中古ビルをリノベーションしたファクトリーとショップが一体となった理想的な家具屋さんです。づっと気になっていたけど、行く機会がなかったお店です。無駄な装飾を出来だけせず、木とまじめに向き合ってデザインされた椅子やテーブルは、愛さ使われることによって初めてその良さが引き出されるような、まじめなデザインでした。働いているスタッフも楽しそうに働かれていて、僕も福岡でもっとがんばろう!って気持ちになりました。
ほんとに感動しましたが、まだまだつづきます。
次回はD&Departmenntと堂島ホテルのレポートです。
お楽しみに[E:chick]