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2011.07.29 /
壁面緑化で節電
我々のスタジオのあるBLDG64は、壁面緑化を行ってます。
節電が求められる現代では、これは効果的な施策の一つですね。
また、ストリートに潤いのある景観を提供できるものメリットだと思います。
よく、何の植物ですか?と聞かれることが多いので、少し説明させてもらいます。
緑化する際に植物を何にするかいろいろ迷ったんですが、
テイカカヅラ(定家鬘)にしました。
この植物は、常緑でいろんなところで健気に生きている植物です。
森の中では、林の下で小さな葉をつけて、日当たりが悪くても耐えてくらします。
大きな木や岩によじ登ることもあります。
茎の太いものは4cm、長さは20m以上になります。
小さい葉 ・・・ 長さ1.2cm、幅 5~7mm。
大きい葉 ・・・ 長さ3~7cm、幅 12~25mm。
木の上で日がよく当たると、葉が大きくなります。
このようなことから、七変化の植物と言われています。
また、初夏には奇麗な小さな白い花も咲きます。
定家鬘という花の由来は、藤原定家の定家から命名されたようです。
藤原定家は後醍醐天皇の皇女「式内親王」に恋情を抱いていたようです。
かなわなかったその思いは、「式内親王」の死後も忘れられず、
彼女のお墓に定家の執念がまつわりついて花になったという言い伝えがあります。
花の名前や植物の名前をさりげなく言うと尊敬されたりすることもあります。
彼女のいない弊社のスタッフは、しっかり覚えておいて、
合コンの時とかに蘊蓄を傾けてください。