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2012.07.28 /
店の間の家
玄関をドンドン大きくすると第二のリビングになることを発見しました!
日本の古来の商家(商人が住む町家)には、「店の間」という通りに面した土間空間がありました。
そこの土間は店舗と街路が融合した曖昧無いな空間として利用されてました。
まさに今回のリノベーションのテーマがこの「店の間」の再生。
お友達がよく遊びにくる社交的なオーナー。
家というよりバーのように友達にお酒を振る舞うことが好きな、
友達からすると、かなりありがたい存在。
そんなオーナーには「店の間」はしっくりくる空間になるでしょう。
こんな大胆な間取りは、カッコ良さの追求だけからデザインすると、
いずれ陳腐化してしまいます。
大多数の80点の空間ではなく、一人のための100点の空間。
やはりお客様と十分にミーティングを重ねながら、
お客様のライフスタイルから間取りやデザインを行うこと、
その結果、ちょっと世間とズレてるけど、カッコ良くなってしった、
そんな家づくりのお手伝いをいつまでもやっていたいです。
ちなみにここは「店」ではありません(笑)