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2013.05.22 /
衛生設備?
大阪に行った際に「サンワカンパニー」というメーカーのショールームに行ってきました。僕らがよく使うけどあまり知られていない衛生設備が魅力的なメーカーです。でも福岡にはショウルームは無いんです(涙)
衛生設備?
世の中には、いろんな業界があり、その業界の数だけ業界用語というコトバがあります。例えば、僕の属している「酒好き者業界」では、「イナック」というカテゴリーのお店があります。これは田舎にあるスナックという意味です。来夢来人とかいう名前で営業している場合が多いです。そして僕は場末のイナックでママに欧陽菲菲のラブイズオーヴァーをリクエストするのが好きです。と、いきなり暴走ぎみで脱線しておりますが、本題に戻します。
「衛生設備」建築業界の業界用語の一つです。
ググってみると「洗面化粧台・洗面器・手洗い器・大小便器・浴槽などの衛生器具や水まわりの小物(タオル掛け・化粧鏡・手すりなど)などの取り付け工事を指す。」とあります。なぜ、それらの設備をそういうのか僕は知りませんが、僕がこの業界に入ったときから皆がそう呼んでるのでそう呼んでます。でもこれってお客様には伝わらない場合もあります。※「ググる」とは、IT業界用語でグーグルで調べるという意味。
そんな衛生設備は様々なメーカーがあり、様々な製品があり、カタログも山の様にあり、新製品もドンドン生まれてます。TOTOさんやLIXILさんパナソニックさんといった大きなメーカーは福岡にも立派なショールームがあるので、実物を見ることが可能な製品もありますが、もちろんそれらのメーカーも全商品を陳列している訳ではありません。我々も日々情報収集を頑張っておりますが、正直、全ての商品を把握でないのが現実です。
では、僕らのような家づくりを仕事として行う人間の役割とは?
お客様の代わりにいろんな製品を見たり体感したりして各社のお奨め製品をセレクトする編集力だと考えます。機能だけでは無く、デザインだけではなく、経営的な仕入原価による利益率だけでなく、使用されていない時の佇まいまで含めて、製品の善し悪しを判断する独自の審美眼が大切だと考えます。僕は、工場で造られて出荷されたモノを「製品」と定義し、お客様にその魅力を理解して購入して頂いたモノを「商品」と定義しております。そして、リノベエステイトでは年に二回僕らがセレクトしている商品達を「パーツリスト」として編集し更新しております。お客様によってはそれ以外の製品をインターネットで見つけてこられる方もいらっしゃるし、それももちろん大歓迎しております。世界にはまだまだ注目されてない名品がたくさんあります。
あ〜、書きたいことがありすぎる、でも時間が無さ過ぎる。。。。
次回、「サンワカンパニーショールーム見学」編で。。。。。。。