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キッチンという感性「GAGGENAU/ガゲナウ編」3/3
「輸入」ビルトインコンロ特集ブログ3回目。今回ご紹介するのは「GAGGENAU/ガゲナウ社」です。
ガゲナウは330年前に南ドイツのガゲナウで鍛冶屋として創業。農機具や薪オーブン、調理機器の製造を経て、1950年代から60年代にかけては家庭用調理機器の専門メーカーとして、ヨーロッパで初めてビルトイン方式の調理機器を製品化した。その長い歴史の中で、一貫して高品質で斬新な素材を使った先進的なデザインの製品を開発し、どんな人でも使いやすい操作性の良さやどんなインテリアにも溶け込む美しいデザインを生み出し続けてきました。
「ドイツ人気質」を思わせる妥協を許さない堅牢な造り、どんな人でも使いやすい操作性の良さ、そしてどんなインテリアにも溶け込む美しいデザインは、料理作りを楽しむ人々の憧れのブランドでもあります。
ガゲナウのすべてのIHクッキングヒーターの“漏れ電磁波”は、厳しいヨーロッパの基準を満たしていることは言うまでもなく、自社でさらに厳しい基準設けそれもクリアしています。それは、調理ゾーンから30cm離れればほとんど“ゼロ”という計測結果に表れています。
ガゲナウの大きな特徴は、真ん中にあるシルバーのツマミ「コントロールノブ」このノブひとつで、調理ゾーンの選択、火力の調節、調理時間の設定ができます。。磁石でくっついているので、簡単に外せて、メンテナンスの際はフルフラットにもなり、いたずら防止にも役立ちます。このツマミ一つで、、、、、ツマミをスライドして操作したい位置の指定といっても口で説明するのは難しいので、動画を御覧ください。
様々な製品がありますが、個人的には、ワイド900mmの横4連タイプをレコメンドしたいですね。国産ではパナソニックの横3連「トリプルワイド」というものありますが、コンパクト志向の家電メーカには、流石に横4連なんて発想は日本では無いようです。
▪️▪️▪️▪️キッチンという感性「番外編」▪️▪️▪️
そのほかにも外せないメーカーとしては幾つかあります。
「TEKA/テカ」スペイン
テカといえば「Lift90」という換気ユニットですね!使わないときはカウンタートップの中に・・・というコンセプトのもと開発されたIH専用下引き換気システム。 使用時は吸気口がせり上がってくるため、吹き抜け、全面窓の前などどのような場所でも美観を損ねることなく設置が可能です。(ただし床下にダクトを回すスペースが必要です!)
Lift90 説明動画
<AEG/アーエーゲー>ドイツ
「エーイージー」と読んでは粋ではありません。あえて「アーエーゲー」読んでください。BMWをあえて「ベーエムヴェー」と言うのと同じですね。このメーカーは調理機器のみならず、食洗機、洗濯機等の様々な家電も創っております。食洗機はミーレと比べるとちょっとコスパがいいです。
3週にわたってのキッチン特集、書き上げた感でいっぱいですが、では僕の自宅はというと「ROSIERES/ロジェール」のガスコンロ2口です。フランスのメーカーです。スイッチ回すと火がつく!以上!的なシンプルなモノですがもう10年ほど気に入って使ってます。車もルノー(フランス車)だし、車と調理機器は好みがシンクロするモノかしれません。
<ROSIERES/ロジェール>フランス
キッチンという場をデザインするときには、動線や機能のみではなく自分の感性に正直に、心地よさ、見た目の好き嫌い、そのプロダクトの背景にある歴史なども含めて、楽しんでみてください。
ベンツが好きか?BMWが好きか?車えらびと同様に、感性に正直にセレクトしてはいかがでしょうか。最後になりますが、これを言ってはおしまいなんですが、どんな車でドライブしても車窓から見える美しい風景が同じように、どんな調理機器を使っても出来上がる料理の味はそんなに変わらないはずですから(笑)
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