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【現場ブログ/福岡市中央区 Y邸】
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〜ご提案当初のプラン〜
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〜RENOVATION STORY〜
50代ご夫婦と中学生・小学生のお子さま2人、4人家族のお住まいです。
物件探しからサポートさせていただき、バブル期に建てられた1992年築の高級分譲マンションを購入。
フルオーダーでリノベーションを行いました。
物件は福岡市中央区に立地する約100㎡の2LDK、
今回のリノベーションで「2LDK」から「4LDK+ウォークインクローゼット」へとファミリー向けの空間に刷新しました。
エントランスにはウォークインクローゼット機能を兼ねたシューズクローゼットを設置し、すっきりとした広がりのある空間に。
LDKには2型の対面キッチンを配置し、パーテーションで仕切られたピアノスペース兼スタディースペースや、窓際のヌックスペースも設けることで、家族が思い思いに過ごせる多用途な空間に仕上げています。
お子さまの2つの個室は、将来的に合体させてゆとりあるゲストルームとしても利用することも視野に入れて設計。
また、脱衣室に隣接して通り抜け可能な大きなウォークインクローゼットを配置。
洗面室は脱衣室とは別に設けることで、家族の水回り空間の混雑を緩和しました。
角部屋ならではの3面採光で明るく日差しが差し込む住戸ですが、断熱性能は十分ではありませんでした。
そこで外壁には断熱材と内窓を設置し、高断熱・高気密の低燃費な住まいにアップデートしています。
家族それぞれが自由に過ごせるスペースを確保しつつ、心地よい距離感で集える住まい。
暮らしやすさと上質感を両立させたリノベーションです。
所在地:福岡市中央区 種別:マンション 専有面積:89.22㎡ 建築年:1992年
Before
浴室にはサウナ、天井は埋込エアコンなど、当時の上質な仕様が随所に見られるのが特徴です。
窓まわりの抜け感も心地よく、落ち着いた内装で丁寧に使われてきた印象の一室です。
お施主様の暮らしに合う、開放的で快適な住まいへ生まれ変わります。
解体工事がはじまりました
解体により構造体・配管・下地が露わになるため、図面だけではわからなかった点を一つずつ実測・検証します。
高級仕様が随所にみられる住戸ですが、躯体や下地の状態も良好で、以降の工程を安心して進められる手応えが得られました。
解体完了、工事安全の祈願を執り行い、配管工事に着手します
お施主様のご希望で神職による清祓い・安全祈願を実施。お清めと玉串拝礼を終え、スタッフ一同、無事故竣工を胸に次工程へ進みます。
その後は新しい給排水ルートの計画・敷設を開始。耐食性やメンテナンス性に配慮した材料を選定し、後続の下地・仕上げの精度が出るよう、ルートと固定位置を丁寧に決めていきます。
配管設置、床の下地を施工します
今回は玄関の御影石をそのまま残すため、その高さを基準に床のレベルを設定。玄関框との取り合いを整えつつ、室内側の仕上げや建具寸法を逆算して調整しました。過度な床上げを避け、天井高や生活動線の快適さも確保しています。
間仕切り壁の下地工事がスタートしました
家族が使うメイン動線と、家事・収納のためのプライベート動線をプランニングし、来客時の視線を受けにくく、暮らしの回路が自然に整う構成に。
居室の一区画、床のレベルが低い部分がありますが、こちらは後にどの様に活用されるかお楽しみに。