2012#001傾斜天井と土間スペースが生み出す
100㎡超の平屋家屋のようなマンションリノベ
フラットになりがちなマンションの天井に木張りの傾斜天井をつけ、日本の平屋がもつ落ち着きを醸し出した。LDKの窓辺には土間を確保。縁側を思わせる空間は、書斎や家族団らんの場となり、新しいLDKの楽しみ方も提案している。
- 場所
- 福岡市
- 用途
- 専用住宅
- 人数
- 夫婦
- 構造
- SRC 集合住宅1階/9階建
- 面積
- 105.15㎡
- 建築年月日
- 1991年2月
- リノベーション年月日
- 2012年12月
- 趣味
- 読書・トレーニング
- 職業
- H/保険会社 W/教師
フラットになりがちなマンションの天井に、木張りの傾斜天井「大屋根」のアクセントをつけることにより、日本の平屋家屋のような落ち着きとゆとりを生み出した。さながら縁側のような空間は家族団らんの場となり、新しいLDKの楽しみ方も提案している。
大容量の書棚を備えた土間のリビングライブラリー。日々の天候や季節を移ろいを感じながら心地よい読書時間を楽しむことができる。
リビングダイニングに面したアイランドキッチン。料理の手伝いなど家族のコミュニケーションが活発に。
隠れ家のような自由度の高い多目的な土間スペース。床の汚れや傷を気にすることなくアウトドアドア用品のメンテナンスやDIYなどの趣味に没頭できる。
レンガやモルタル、無垢材などの自然素材をふんだんに使用した室内、同じ部屋にいながら雰囲気の違う空間を楽しめる。また、経年経過もこれからの楽しみの一つでもある。
縁側のような書斎から隠れ家のような土間スペースへ。
玄関からLDKを見通す事のできる木製の格子戸で開放感を演出。