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eLDK?
人間がイエより偉い!イエが人間に合わせろ!
というスタンスはリノベーションをはじめた頃から変わらぬ考えです。
でも、10年近くもリノベーションをやっていく中で、
僕らの家づくりは、時代や人に合わせて変化しております。
最近人気のリノベプランに「リビングアクセス」というプランがありました。
これは、都市型の狭小マンションをより豊かに活用する究極の秘技です。
クルマで言うところのコンパクトカーの発想です。
ボディも燃費も少なく小さく!
でも室内や収納は広く大きく!
そんな理不尽な要求を可能にするコンセプトが「リビングアクセス」です。
玄関スペースはリビングに一体化され、
玄関開けるとゼロ秒でご飯!的なキッチンレイアウト。
廊下もリビングに吸収され、
リビングからは、風呂、トイレ、各居室にダイレクトアクセス。
「玄関はイエの顔なんだから、立派に!家族のプライバシーのために廊下で区切ろ!」
僕らの親世代の方々からは、こんなお叱りを受けますが、、、、、。
生活するのは、現代人の僕らです。
核家族化はさらに少子化という問題をプラスされてます。
共働きの大人だけでなく、子供達までも塾や習い事で忙しい。
これが、リアルな成熟社会の現実です。
新築マンションの広告にあるような夢のような有り得ない家族像とのギャップ。
「リビングアクセス」プランは心地よい強制的なコミュニケーションを生み出します。
この間取りの欠点は「1LDK」とい言わざるえないとこでした。。。。
世間的にも不動産業界的にも「1LDK」より「3LDK」の方が響きがいいんですね。。。。。
A「最近、カッコいいリノベしたらしいねえ〜?」
B「まあねえ〜!けっこう安くてカッコ良くなったよ。」
A「で、何LDKなん?」
B「LDKで言うと、、、、、、1LDK」
A「あっそう、、、、、、、、1LDK」
という、微妙な空気感が漂う会話が繰り返されてきました。
この問題を解決するために「リビングアクセス」のコンセプトを昇華させました。
それが、「eLDK」です!
「e」は、沖田浩之のヒット曲「E気持」の「e」ではありません。
エントランスの頭文字の「e」です。
さらに強引ですが「いいね!」という意味も持たせてます。
LDK発想に縛られた友達にも、なんとなく優位に立てるというメリットもあります。
そんな訳で、「eLDK」というワードをこれから流行らせていきたいと考えております。
只今、進行中のリノベ。72平米の「1eLDK」です。
友達に優位に立ってください。