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関西リノベ視察01「アートアンドクラフト」編
リノベーション推進協議会の仲間たちと関西リノベーション会社弾丸視察ツアー。
第一弾は「アートアンドクラフト」の巡礼です。
会社訪問というより、まさに巡礼という言葉がぴったりの
日本のリノベーションビジネスはここから生まれたと言っても過言じゃないでしょう。
まだ、日本にリノベーションビジネスが展開されてなかった、
20年前からこの業界を切り開いてきた中谷社長。
間違いなくリノベーション業界の憧れの人物の一人です!
今回は残念ながらおられませんでしたが、、、、
広報担当でさらに宅地建物取引士の資格もお持ちの土中様が案内してくださりました。
美人の広報担当がいるという段階で、格の違いを感じます。。。
ツーショット写真にも応じてくれるなんて、完璧です。
数々の建築デザイン、リノベーションの受賞歴をお持ちなのに決して驕らず、
賞状なんかも北欧のこだわりヴィンテージ小物の奥にさらっと展示。
この余裕の風格、流石です。
ものづくりに対する真摯な想いを大工道具の展示で表現されているセンス!
いつ来ても、原点回帰できる会社で、背筋がピンと伸びます。
そして今回のスペシャル建築
「新桜川ビル」
アートアンドクラフトさんがプロデュースされた一棟まるごとリノベーションビル。
リノベーション住宅推進協議会が主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017」にて総合グランプリも受賞されているビルです。
「併存住宅」として建てられてから50余年。新桜川ビルの周辺環境は激変し、場当たり的な修繕や自由なテナント工事で、往時のモダニズム建築の“美”は身を潜め、空室が目立つようになっていました。
建築物が元々持っていた魅力を引き出すリノベーション工事を行い、大阪R不動産(※アートアンドクラフトが運営する不動産紹介サイト)にて入居者募集を行ったところ、工事前は半数以上が空室だったビルが今は満室稼働。旬な街へと急変化する桜川のシーンを引っ張るランドマークとして、空室待ちまで出る人気のビルに生まれ変わりました。
地域がこの風景を守るためには、やはり成熟したリノベーションスキルが必要だ。常に建て替えの理由になる老朽化した設備系の刷新に頭を悩ませた技術力。過剰にならないよう慎重に抑制されたデザイン力。ビルのコンテンツとなる個性的なテナントを選んだマーケティング力。そしてそれらをリーシングした不動産力。「新桜川ビル」は、幅広い技術と蓄積された経験が総動員されてようやく成立する難易度の高いプロジェクトである。小さな節目となる5年目のオブ・ザ・イヤーにふさわしい総合グランプリを選べたと思う。 (審査委員長 島原万丈 談)
学びと気付きと粉物文化。今回もいい視察ツアーでした。
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