2020#002けやき通りの四季を眺める 様々なテクスチャの遊び心いっぱいオンリーワンリノベ
30代ご夫婦と子どもの三人暮らし。築41年のマンションリノベーション。
福岡市中央区の都心ビンテージ物件を探し、人気スポットでもある「けやき通り」の物件が見つかった。三人の家族が暮らしやすい2LDK+WICとミニマルな間取りとし、玄関スペースとLDKの間にはドアを配置せず、ワンルーム空間として70㎡の床面積以上の広さを感じる演出を行なっている。各部屋に様々なクロスを貼り分け、家族の個性を全面に演出した遊び心のあるオンリーワンデザインとなっている。
- 場所
- 福岡市中央区
- 用途
- 集合住宅
- 人数
- 夫婦+子ども
- 構造
- SRC 5階/10階
- 面積
- 70.01㎡
- 建築年月日
- 1979年1月
- リノベーション年月日
- 2020年11月
リビングのアクセントウォールには、ウェスタンレッドシダーを採用しオイルで仕上げた。床は無垢材のパーケット貼り。玄関を入った瞬間木の香りに包まれるのは、これらの自然素材をふんだんに使用しているからだ。
リビングと寝室を仕切る壁には、室内窓を設置。リビングにいても各部屋の気配を感じられるデザイン。
広々としたセミオープンタイプのキッチン。奥の小窓からは護国神社の緑を眺めることができる。
ミントカラーのタイルは奥様のセレクト。お気に入りのキッチンアイテムを並べるためのニッチも。タイルは日の入り具合や照明によっていろいろな表情を楽しむことができる。
リビング横の主寝室。大容量のウォークスルークローゼットは玄関へとつながる。一角には書斎にもなるスペースを併設した。
リビングと寝室を仕切る壁には、室内窓を設置。リビングにいても気配を感じられるデザイン。
リビングに隣接する子ども室。こちらにも室内窓を設置し、プライバシーを確保しながらお互いの気配を感じられるようにしている。
洗面室とトイレには遊び心ある壁紙を採用。洗濯機のコンセントコードを隠す細やかな仕掛けも。玄関奥の引き扉からウォークスルークローゼット→主寝室へとつながる。
玄関とLDKの連続感を演出するため、ドアは設置していない。このスタイルを弊社では「リビングアクセス」と呼んでおり、お客様からも暮らしやすいと高評価を頂いている。5階の高さのベランダからは、豊かなケヤキを森のように眺めることができる
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